ブラック企業でお悩みの皆さま、おはよごうざいます。
新卒でブラック企業に入社してしまい、以降15年間ブラックな環境で働いた
いわば、ブラック企業で働くことのプロの私でございます。
今回は【あなた】がブラック企業から脱出後に必要となるお金についてのお話しになります。
ブラック企業を辞めたい。けど、生活に家のローン…簡単に辞めることはできないよ。
ブラック企業から脱出を考えているあなたへ。退職後にかかるお金について一緒に考えてみましょう。
「こんなブラック企業辞めてやる」
いつも心では思っていても中々踏ん切りはつかないですよね。
やはりそこには日々の生活というものが関わってきます。
高校や大学を卒業してすぐであれば第二新卒という枠で転職も考えれますが、歳を重ねて家族ができ、家を買えば住宅ローンがあり・・・
そんな状態では辞めるという選択肢は選べれないと思います。
そんなあなたへ退職後に発生するお金に関することについて整理し、退職後の計画を立てるお手伝いをさせていただきます。
実際に必要となるお金はこちらになります。
固定費や生活費だけだと思っていると大きな落とし穴がありますよね。
健康保険や年金、所得税と今まで気にしていなかったお金のことも考えないと行けないです。
こちらについて詳細と、そして少しでも費用削減するための施策をお話しさせていただきます。
私はブラック企業で新卒で入社し15年働いたプロ社畜です。当時は明らかに洗脳されていた状態でしたが、現在はその呪縛から抜け出しワークライフバランスの整った、ちゃんとした会社で働くことが出来ています。過去の私のようにブラック企業で人生を狂わされる人が少しでも減ることを願い本記事を作成させていただいております。
本記事を読むことで【あなた】と【あなたの大事な方】が無事ブラック企業からの呪縛に打ち勝てるよう情報を発信していきます。
退職後に必要なお金について
「会社を辞めたいけどお金の心配があって辞めれない…」
そんな風に考えているあなたへ考えて欲しいことがある。今働いている会社で
今後、定年までこの企業で働けるのか?
働けると感じる方はそのまま頑張った方が良いです。
あなたはとても恵まれた環境です。大事にしてください。
定年まではちょっと・・・と思われる方であればご検討をお勧めしますね。
とは言え冒頭にもありましたがやはり問題はお金。
そこで今回はこのお金の問題についてお話させていただきます。
「今の会社で定年まで働けますか?」
もし、悩むようであれば転職を検討することも自分の人生をよくするために必要なことですよ。
目に見えていた支出について考える
退職前後に関わらず発生しているお金について考えてみましょう。
こちらは一般的に固定費と生活費に分けられると思います。
固定費とは携帯電話の費用や家賃、住宅ローンなど毎月定期的に発生する費用、
生活費とは食費やトイレットペーパーなどの生活に関わるモノで毎月変動する費用
として考えてみてください。
実際に発生する費用を計算することで必要なお金が見えてきます。
会社を辞めて生活できるかな~?と悩むのであればまずは自分にかかる経費を明確にしてみてください。
節約するのであれば固定費を下げる努力をしよう
「退職して収入が減るから節約のため明日から食事はもやしです」
そこまで極端な人はいないですね。ただ、生活費を節約することはおススメしないですね。
生活費を節約することについて否定をするわけでは無いですが、生活費を切り詰めることは節約としては長続きしないです。
ただし、収入が下がるのであれば支出を減らすことは必須です。
考えるべきは、生活費では無く、固定費を下げる方法を考えましょう。
洗いだした固定費で削減できるものはないですか?
携帯電話は最近はキャリアの携帯でも安いプランが出たり、それでなくても格安SIM携帯に変えるなどして固定費を削減することも大事ですね。
毎月発生する固定費、一度安いモノに切り替えてしまえばあとは毎月支出を減らすことができるようになるので一度変更してしまえば継続的に節約ができるので負担が少ないですね。
「固定費の低さは自由度の高さだ」という方もいらっしゃるくらいです。
節約を考えるのであればまずは固定費を見直すことから始めましょう。
固定費を減らすと毎月の支出が自動的に少なくなります。
まずは固定費の無駄を省きましょう。
目に見えていなかった支出について考える
生活費や固定費は退職前でも発生する費用になるので、わかりやすいですね。
しかし、退職後に見えてくる支出が厄介です。それがこの3点になります。
- 国民年金
- 健康保険
- 住民税
それぞれ考えてみましょうか。
国民年金について考える
会社を辞めると、年金の手続きを自分でしなくてはなりません。
また、会社員と無職の期間では年金の種類が変わりますので理解が必要ですね。
- 会社員:厚生年金(2号被保険者)
- 無 職:国民年金(1号被保険者)
会社を辞めたら、住んでいる市区町村の役場にいき国民年金への切り替え、そして納付をすることになります。
支払う費用としては月々16,540円になります。
無職の期間にこの金額はなかなかきついですよね。
無職の私に毎月こんな金額を払えと…無理だよ。
国民年金第1号被保険者及び任意加入被保険者の1カ月当たりの保険料は16,540円です(令和2年度)。
日本年金機構 国民保険料 参照
ただし、退職理由がブラック企業における不当解雇などであれば特例免除の制度(退職特例免除)があります。
優しい仕組みが世の中にはありますね。
この制度を活用できれば納付を免除されますので必ず確認しましょうね。
健康保険について考える
会社員の頃は会社から保険証を準備してもらっていると思います。
しかし、会社を辞めるとその保険証は返却しなくてはいけません。
そして、自分で加入をする必要がでてきます。
こちらは、国民保険と以前の会社の保険を任意継続する2パターンがあります。
家族構成などで任意継続の方がお得になる場合もありますのでご確認ください。
健康保険についてはこちらのブログも参考になれば。
住む場所や扶養家族の有無で金額は変わります。
任意継続が安くなるのであれば必ず申請しましょうね。
住民税について考える
住民税は全ての人が支払う義務のある税金になります。
税額は、前年1~12月の給与収入から、控除(給与所得控除、生命保険料、医療費控除など)を差し引いた課税所得の10%が目安です。
無職になり、収入が無くなっても住民税の納税額は働いている頃の収入で計算されます。
収入は無いけど徴収は来る。退職後の一年間はその状態が続きますので要注意。
そして、支払いが滞ると督促が来ることに。
住民税は逃げれない!!
滞納金はかなりキツイので必ず支払いしましょうね。
支払いの延滞については利率も驚く倍率になっております。
延滞料は税額の14.6%で、最初の1ヶ月は4.3%にて計算されますのでちゃんと支払うことが重要ですね。
収入について考える
月々にかかる生活費が明確になったら、それを賄う方法も検討してみましょう。
会社を辞めてしまうので給料はもちろん0になってしまいますね。
でも大丈夫。この国は知らないだけで実は色々なところが優しさでできています。
ブラック企業で働いているとだんだんと人を信用できなくなっていきますが、つらい時は頼って良いのです。
ハローワークに行くと失業給付金という制度があることがわかります
雇用保険の一般被保険者に対する求職者給付の基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、受給資格に係る離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間及び離職の理由などによって決定され、90日~360日の間でそれぞれ決められます。
ハローワークインターネットサービス HP 参照
在職していた日数や年齢にて金額が変わったり、退職理由で手当て支給日が変わったりしますが公に認められた制度として会社を辞めたあなたを助けてくれる制度があります。
ハローワークの方々は本当に親身になってお話を聞いてくれるので、会社を辞めるのに踏ん切りが・・・という方はこちらをご覧ください。失業手当を最大にする方法がわかります。
こちらを踏まえ先ほどの生活費と照らし合わせて、会社を辞めてどの程度の期間無職でも生活できるなとわかると気が楽になってくるので不思議ですね。
会社を辞めたら収入が0に。
わかってはいたけど、辛い。
大丈夫?ハローワークで申請した?
失業手当は結構貰えるよ?
私の場合は自己都合での退職となりましたが、ブラック企業での就業時間がかなり長時間であったため本来であれば退職して、二か月後から失業給付金が発生するところですが、待期期間という7日間が過ぎたらすぐに失業給付金がもらえるようになりました。
ブラック企業で唯一よかったところですね(笑)
ブラック企業から退職して一緒に幸せになりましょう
いくらブラック企業だからといって辞めてしまっては生活ができない。
もちろん当たり前の話しですし、大事なことですよね。
でも、よく考えてください。無理をして仕事をした結果、身体を壊し長く入院することになってしまってはそちらの方が損失は大きいのではないですか。
また、長時間労働で家族との時間も取れずに段々と心の距離が離れていく。
であれば一度自分の働き方を振り替えってみることも有りだと思います。
国に任せるのではなく、自分で働き方改革をすることがこれからの時代には必要かもしれませんね。
今回のお話しが少しでもお役に立てれば幸いです。
では、また☆
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