ブラック企業でお悩みの皆さま、おはよごうざいます。
新卒でブラック企業に入社してしまい、以降15年間ブラックな環境で働いた
いわば、ブラック企業で働くことのプロの私でございます。
今回はブラック企業からブラック企業から無事脱出できたワタシが感じた【ブラック企業を辞めるメリット】についてお話しさせていただきます。
ブラック企業辞めてよかった…
メリットしかない!!
現在、ブラック企業で悩んでいる、若しくはお近くの大事な人がブラック企業で働いているのであれば今回の 【ブラック企業を辞めるメリット】を確認してください。
ブラック企業を退職、明るい未来を明確に感じるためにも【ブラック企業を辞めるメリット】を確認して人生をより豊かなモノにしましょうね。
今回のブログでブラック企業での「困った」を解決できればと思っております。
そもそも私はブラック企業で長年働いておりましたが、現在はその呪縛から抜け出しワークライフバランスの整った、ちゃんとした会社で働くことが出来ています。ただ、過去の私のようにブラック企業で人生を狂わされる人が少しでも減るように情報発信は続けていきたいですね。
本記事を読むことで【あなた】と【あなたの大事な方】が無事ブラック企業からの呪縛に打ち勝てるよう情報を発信していきます。
ブラック企業を辞めるメリットについて
ブラック企業で長年働き、退職、転職をした経験を持つワタシから一言。
「ブラック企業を辞めることはメリットしかない」
これが全ての結論になります。
と言ってもわかりにくいかと思いますので、細かく下記3点で説明させていただきます。
- 身体的影響
- 心理的影響
- 社会的影響
精神的にも、肉体的にも、そして社会的にもメリットしかないですね。
ブラック企業を辞めて、良いことしかない。
なんでもっと早く辞めなかったんだろう。
ブラック企業で働くと精神的にも肉体的にも追い詰められ
なかなか【転職】をするエネルギーが出ないですよね。
そんなときは周りの援助がありがたいですね。
もし、今自分が働いている会社がブラック企業かわからない場合はこちらのブログを参考にチェックしてみてくださいね。
それでは、それぞれの影響についてご紹介させていただきます。
身体的影響について
「まだまだ若いから大丈夫。」
そんなこと考えていらっしゃるのであればそれは大間違い。
もちろん体力があればある程度は頑張れると思います。
でも、どんな超人でも長時間労働が継続的に続くようであれば影響が出てきます。
まずは認識を変えること。そこが大事ですよ。
身体的影響について
長時間労働をすることによる身体的影響。
こちらについては興味深い研究結果がありました。
1か月間の1日あたり平均労働時間数が11時間を超えると、8時間前後の場合に比べて急性心筋梗塞発症リスクが2~3倍に上昇
参考 長時間労働が心身にもたらす健康影響 ~科学的エビデンスから考える~三重大学大学院医学系研究科公衆衛生・産業医学分野 教授 剔島 茂 著
産業21-94号Web.9.13.indd (johas.go.jp)
平均労働時間が11時間、一日の定時労働を8時間とすると3時間の残業を超えるとリスクが増大する。
たったの三時間の残業で健康被害がでるなんて!?
3時間の残業?
そんなの3時間前に過ぎてるよ…
なんて労働実態が明らかになりそうなブラック企業で働いているあなたには驚愕の事実ですね。
また、これは私自身に起きた影響ですが長時間労働が続くと
- 慢性的な疲労感
- 免疫低下により帯状疱疹
- 血液検査の数値悪化。尿酸値が基準値を超え痛風
- 肌荒れ。特に肌の弱い顔はボロボロでステロイドでもごまかしきれない
という影響がありました。
内蔵の不調が肌にまで出てくると末期だなという感覚でしたね。
朝起きて、立ち上がった瞬間に気を失ったこともあるよ。
もう、末期だったね。
これらの状態がブラック企業を辞めることで改善されました。
健康は何よりも大事ですよね。
心理的影響について
このご時世、働けるだけでもありがたいと思え!!
「このご時世、働けるだけでもありがたいと思え」
こんなありがたいお言葉をいただけるブラック企業。
しかし、長い間ブラック企業で働いていると、
働く場所を提供してくれてありがとう。
と思えるようになってくるから不思議ですね。
そんなブラック企業で働いている人間の心理状況はこのようなところでしょうか。
- 過度の疲労による判断力の欠如
- 定常的なパワハラによる上司への恐怖
- 異常状態が続くことによる社会性の欠如
- 外部との連絡が途絶えることによる孤独感
パワハラが当たり前で…
怒声の聞こえない環境が静かで不安です。
パワハラや過重労働で判断力が欠如していますね。
「会社の常識は世間の非常識」なんて言いますが
ブラック企業の常識は違法状態ですからね。
ただし、ブラック企業で働くことで良い影響も一つだけあります。
それが、ブラック企業で働くことで最低の環境を知ることが出来ます。
逆説的になりますが、ブラック企業で働くことで
普通ということがどれだけ素晴らしいのか
そこに気づくことが出来るようになります。
風邪を引くと、健康であることのありがたみがわかる。それと同じですね。
また、ことわざにも【足るを知る】という言葉があります。
今の現状がどれだけ幸せなのか、ブラック企業という社会悪の中で一度働くことで、
本当の意味で理解できるようになると思います。
この思考方法を身に着けると最強です。
ブラック企業を転職、再就職先で
定時で仕事を終えれるだけで幸せを感じる。
感謝の気持ちをもって毎日生活を送ることが出来るようになります。
ある意味、全ての人が一度ブラック企業で働くと世界が優しくなるかもしれませんね。
「現状が一番幸せ」
この気持ちを持てるようになった今は最強ですよ。
社会的影響について
ミクロ的視点:個人的な影響 ではなく、
マクロ的視点:社会的な影響 で考えると
ブラック企業が及ぼす社会への悪影響も見えてきます。
ブラック企業ではサービス残業が当たり前。
17時以降で働けば、人件費はタダだ。なんて言葉が出るくらいです。
17:00からのお前の人件費はタダだぞ。
会社に貢献できて幸せだな。
こういった悪しき習慣が製造原価を安くし、結果商品価格が適正な価格にならない。
業界の適性価格があるにも関わらず、一つのブラック企業が社員を使い捨てにすることで
人件費を安く抑えて、値下げをすることで他社もその価格に合わせなくてはいけない。
結果、業界が疲弊し進歩発展は無くなってしまう。
ブラック企業のせいで実は国の成長を阻害することにつながっているんですね。
新型コロナという特殊要因以前の世界情勢の話しになりますが、OECDの統計によると
先進国の中でこの20年間で給料が下がっているのは日本だけだったそうです。
ブラック企業が日本の成長を阻害していたんだね!!
正しく仕事をしている企業が損をする。
そんな社会は嫌ですよね。
早くブラック企業が撲滅してほしいですね。
よく、ブラック企業の経営者は「残業代なんて払ったら会社がつぶれてしまう」
と言いますが、その自分勝手な発想が全ての人を不幸にしていることを知って欲しいです。
ただ、ただブラック企業という存在が社会悪です。
ブラック企業が無くなると国が求めるインフレ率2%の達成もできそうですね。
ブラック企業を辞めることはメリットしかありませんよ
ブラック企業で悩む人がいなくなるように。
そういう気持ちでブラック企業転職マニュアルを作成しました。
12回のブログにまとめましたが、読んでいただければ
少しでも有利な状態でブラック企業を辞める、転職ができるように
なると思います。
私も新卒で入った会社がブラック企業で、そこに洗脳され15年間働いていました。
ブラック企業で働いている頃は、まさか自分の会社がブラック企業のはずがない。
そう思ってましたが、会社を辞めて冷静な目で見たら真っ黒でしたね。
インターネットの発達、SNSの普及で情報の入手が簡単になった。
とはいえ、ブラック企業で働く人がいなくなるわけではありません。
それはやはり生活があったり、働く場所がなかったりと色々な理由があると思います。
だからといってブラック企業が存在して良い理由にはなりません。
全ての人にブラック企業の悪意が伝わり、ブラック企業が根絶されることを願ってます
では、また☆
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