ブラック企業から転職。初めてのハローワークで準備するモノは？

ブラック企業でお悩みの皆さま、おはよごうざいます。
新卒でブラック企業に入社してしまい、以降15年間ブラックな環境で働いた
いわば、ブラック企業で働くことのプロの私でございます。

今回はなんとか無事ブラック企業を退職。初めてハローワークに行く際に必要なモノをお話させていただきます。

ブラック企業を無事退職された方へ。ハローワークに必要なモノをまとめましたのでご参考に。

ブラック企業から晴れて脱出。気持ちの良いスタートを切りましょう。

本記事を読むことでブラック企業で悩む【あなた】や【あなたの大事な人】が少しでも心が軽くなればと思って作成しております。
このブログがブラック企業で悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

【ハローワーク】へ行くための準備について

ブラック企業を無事辞めることが出来たのであれば、まずは【ハローワーク】へ行きましょう。
【ハローワーク】 へ行くことで色々な申請の準備ができます。
この申請を忘れてしまうと失業手当を始めとする諸々の手当がもらえなくなります。
まずはここを抑えておきましょう。

初めて【ハローワーク】へ申請に行くスケジュールはこの通りになります。

1. 【在職中】に働いていた会社に【離職票】の発行を依頼
2. 【退職後】7日程度で【離職票】が【あなた】の手元に郵送される
3. 【離職票】と【必要書類】をもって【ハローワーク】へ行く

準備は少し遡って【在職中】から始まります。
しっかり準備して最高のスタートを切りましょう。

【離職票】の発行を依頼しよう

ブラック企業を退職することが決まった。
その際には在職中にブラック企業へ【離職票】の発行を依頼してください。

【ブラック企業が離職票の準備をしてくれるのだろうか？】
散々、【あなた】を悩ませたブラック企業が、そんな手間なことをしてくれるのか不安ですよね。
その心配は無用です。どんな会社でも【離職票】を求められれば作成をしなくてはいけません。
【あなた】が会社を辞める前に堂々と【離職票】を求めてみましょう。

【離職票】については会社を辞めると１週間程度で発行されます。
この【離職票】が手元に届いたらハローワークへ行きましょう。

まれにですが、【離職票】を申請したにも関わらず手元に届かないといった場合があります。
ワタシがそのまれなケースに当たりました。
不信に思い、前職（ブラック企業）に確認してみても「発行した」の一点張り。
仕方ないので、ハローワークで事情を説明して再発行してもらいました。

ちなみにワタシの【離職票】が手元に届かなかった理由はブラック企業に入社当時のアパートに配送されていたことが原因でした。
会社の人事異動で転勤をしたりと、複数回引っ越しをしており、その都度会社には申請をしていましたが、社内の申請処理がおざなりだったんだと思います。
最後の最後までケチをつけてくるブラック企業…まあその程度の管理体制なのでしょう。

準備しておく【必要書類】

初めてのハローワーク。何を持って行ったら良いのだろう？
初めての方は悩むところだと思います。
私も何を準備したら良いのだろう。と色々調べて回りました。

初回の登録の際には【書類関係】と、今後の転職活動に向けての申請書に記入するために必要な【 転職のための希望条件 】のふたつが必要になります。

必要な 【書類関係】 はこちらになります。

1. 離職票　（勤務していた事業所から交付されます）
2. マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票の写し（住民票記載事項証明書）のいずれか）
3. 身元確認書類（運転免許証、マイナンバーカードなど）
4. 印鑑（認印可、スタンプ印不可）
5. 写真２枚（最近の写真、正面上半身、タテ3.0cm×ヨコ2.5cm）
6. 本人名義の預金通帳又はキャッシュカード

離職票以外は全て自身で準備するものですのでお早めにご準備ください。
離職票は前職の会社で申請すると郵送などで送られてくると思います。
まれに前職のミスで送られてこないこともありますのでその場合はハローワーク様で紛失届を提出すれば対応してもらえます。

準備しておく【 転職のための希望条件 】

ハローワークで失業手当を貰うために申請をする。
この申請には【求人申込書】というの申請もセットになります。
この【求人申込書】を作成するにあたり【転職のための希望条件】を自分で考えておく必要があります。

【転職のための希望条件】 については難しく考える必要はありません。
これから転職活動をする上で【あなた】がどのような会社を希望するのかを明確にしておくだけで結構です。
自分自身の転職における優先順位を決めるためにも一度自分の気持ちの棚卸しをして下さい。

【求人申込書】 を作成するにあたり必要な項目はこちらになります。

1. 住所（最寄り駅から〇〇分などもあわせて確認してください）
2. 雇用条件（職種や働く時間、正社員かパートか、休日など）
3. 勤務地（働く場所、車通勤が可能かなど）
4. 扶養家族、賃金（扶養家族の有無、希望賃金）
5. 学歴、資格（最終学歴、資格、免許、PC等のスキルなど）
6. 職務経歴（前職の仕事内容、給料、在職期間など）

これらはハローワークでの求人申込書で必要なだけでなく、自身の転職活動における指針となります。
特に②の雇用条件は次の会社で何を求めるのか、転職における自身の優先事項になります。
また、⑥の職務経歴は今までの仕事で自分は何をしてきたのか、またそれは次の会社でどのように役立てることができるのか。
といった深堀につながります。

ハローワークで書く分にはそこまで多くを書くことは無いですが、今後の転職活動で活きてきますのでこの機会に考えておいてください。

ハローワークを活用しよう

無事初回登録が終わったら後は待期期間を待って失業手当が振り込まれるのを待ちましょう。
ちなみに失業手当をもらうには就職活動をすることが前提となります。
ちゃんと就職活動はしましょうね。
ハローワークでもらえる手当についてはこちらのブログをご参考にください。

ブラック企業から転職して、一緒に明るい未来を目指しましょう

ブラック企業を辞めたいけど、辞めてしまうと一家が路頭に迷うことになる。
確かにそんな状況だとなかなか会社を辞めるという決断は難しいですよね。
でも、ブラック企業の経営者たちはそんなあなたの状況を利用して、無茶な業務シフトを求めてきます。

「結婚したから会社は辞めれない」

「家を買ったから会社は辞めれない」

「子供ができたから会社は辞めれない」

辞めれない理由が増える毎に社畜の首輪が太くなります。

でも、結婚したのも、家を買ったのも幸せな人生を歩むためですよね。
なのに、それらを理由にブラック企業で人生の大半を過ごすようになるのはおかしくないですか。
おかしいと思ったあなたへ、そんな会社辞めてしまいましょ。
私は色々なきっかけがあり、ブラック企業を辞めることができ、ハローワークで親身に相談を受けていただいたことで、無職期間の生活費を捻出し、転職を終えることが出来ました。

大丈夫です。会社を辞めてもこの国の保障は手厚いです。

不安な部分はしっかりと調べて、安心してブラック企業を離れれるお手伝いをできればと思います。
この投稿が少しでもブラック企業で悩む方のお役に立てれば幸いです。