ブラック企業のせいで病気になった…診断書で失業手当を早く貰う方法

ブラック企業で働いたせいで病気になりました。療養が必要なので会社を辞めます。

病気が理由で会社を辞めるアナタへ。失業手当を早く貰う方法がありますよ。

「ブラック企業の無茶な働き方のせいで身体を壊してしまった」
そんな不幸な話し、実際によく聞きます。
しかし、ブラック企業は何か保障をしてくれるわけでは無く、「働けないなら辞めれば良い」と簡単に解雇を宣言してきます。
本当に人でなしですね。

今回はそんな【病気が理由で会社を辞める】という【あなた】に失業手当を早く貰う方法についてお手伝いをさせていただきます。

病気を理由に会社を辞めることになってしまい「収入が無くなるので生活が不安だ。」というお悩みを持つアナタへ。
失業手当を早く貰う方法について説明させていただきますね。

本記事を読むことで【あなた】と【あなたの大事な方】が無事ブラック企業からの呪縛に打ち勝てるよう情報を発信していきます。
このブログがブラック企業で悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

私はブラック企業に新卒で入社し15年働いたプロ社畜です。過去の私のようにブラック企業で人生を狂わされる人が少しでも減ることを願い本記事を作成させていただいております。

元プロ社畜です

失業手当を早く貰う方法について

失業手当を早く貰う方法は【特定理由離職者】として届け出をすること。
これだけで失業手当を早く貰うことができます。
※正確には特定理由離職者が認証されればです。

それでは、具体的な方法についてご説明させていただきます。

特定理由離職者になるための申請の流れ

特定理由離職者を申請する流れについてご説明させていただきます。
といっても、通常の退職方法と原則は変わりません。

ハローワークに申請する際に病気を理由に退職したことを証明できるモノをもって説明いただくだけです。

ポイントは二つ。
会社を辞める前に

  1. 病院で診断書を貰う
  2. 会社で離職票を申請する

この二つをしっかりをしておけば、ハローワークで申請すれば手続きしてもらえますよ。

病気が特定理由離職者の具体的な条件とは

 会社を辞めると「自己都合退職」か「会社都合退職」かの二つに分類されます。

一般的に病気などの理由で会社を辞めた場合も自己都合退職にて処理されます。

病気を理由に退職したことを認められると特定理由離職者となり、会社都合と同等の保障を受けることが出来るようになります。

 

ちなみにハローワークからはこのような文面にて説明されていますね。

特定理由離職者の範囲

以下の正当な理由のある自己都合により離職した者

(1) 体力の不足、心身の障害、疾病、負傷、視力の減退、聴力の減退、触覚の減退等により離職した者

ハローワークインターネットサービス 特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要 参照

診断書が必要になりますので、必ず退職前に病院で受診、診断書を貰いましょうね。

 

全く保障が違う「自己都合退職」と「会社都合退職」

退職理由が「自己都合退職」か「会社都合退職」で、実は保障内容が変わります。

※失業手当、正式には雇用保険の基本手当という名称です。

自己都合退職の場合は

倒産解雇等以外の事由による離職者(就職困難者を除く)図表
参考 厚生労働省 ハローワークインターネットサービス 参照 

会社都合退職の場合は

倒産・解雇等による離職者(就職困難者を除く)図表
参考 厚生労働省 ハローワークインターネットサービス 参照 

また、失業手当をもらうには通常、自己都合退職の場合は待期期間 2ヵ月+7日 が必要だが

会社都合退職の場合は 7日 の待期期間のみで失業手当が貰えるようになる。

 

特定理由離職者の場合は会社都合退職と同等の保障を得ることが出来るのでありがたいお話しですね。

特定理由離職者は会社都合での退職と同等の保障が得られるんだ。ありがたいね。

特定理由離職者に認定されるには診断書が必要になります

ハローワークで特定理由離職者を申請するにあたり、色々と準備が必要になります。

何かというと「お医者さんで診断され、お医者さんが病気を認めてくれた」という実績ですね。

その際に診断書を発行いただいて準備OKです。

 

こちらは、厚生労働省からもこのような文章で公開されてますね。

特定理由離職者の判断基準

Ⅱ 以下の正当な理由のある自己都合により離職した者

(1) 体力の不足、心身の障害、疾病、負傷、視力の減退、聴力の減退、触覚の減退等により離職した者

下記の①又は②のいずれかに該当したため離職した場合が該当します(①に該当するが②に該当しない場合は、この基準に該当しません)。

① 上記に掲げた身体的条件その他これに準ずる身体的条件のため、その者の就いている業務(勤務場所への通勤を含む。)を続けることが不可能又は困難となった場合

② 上記に掲げた身体的条件その他これに準ずる身体的条件のため、事業主から新たに就くべきことを命ぜられた業務(当該勤務場所への通勤を含む。)を遂行することが不可能又は困難である場合

【持参いただく資料】医師の診断書など

厚生労働省 特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲と判断基準 参照


いつもながらに国が作る文章は難しいですが、要約すれば

ちゃんとお医者さんで見てもらい、診断書をもらってください

ということですね(´Д⊂ヽ

 

ただ、最終的に判断するのはあなたが行くハローワークです。

可能であれば会社を辞める前に一度相談に行き、

何が必要か、そもそも自分は該当するのか

といったことを確認してくださいね。

ブラック企業から脱出し一緒に明るい未来を目指しましょう

「ブラック企業で無理して働いて病気になってしまった…」

そんな方へお話しです。

無理してブラック企業で働く理由はなんでしょうか。

 

「生活費を稼ぐためには嫌な仕事でもしなければいけないじゃないか!!」

もちろんお金は必要だと思います。

でも、少し考えてみてください。

今働いている会社で定年までずっと仕事をしたいと思えますか?

定年まではちょっと…と思うのであれば転職を考えるのも一つの手段だと思います。

 

なんだかんだで国の保障は充実しています。

  会社を辞めれば失業手当

  再就職すれば転職祝い金

色々な保障で収入の手助けをしてくれます。

 

ブラック企業の中で働いていると、その世界が全てに思えてしまうことがあります。

しかし、世の中選択肢は無数にあります。

そのことを忘れずに色々な角度から自身の人生をご検討いただければと思います。

 

このブログがブラック企業で悩んでいる方に少しでもお役に立てれば幸いです。

では、また☆

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