「こんなことも出来なければどこに行っても同じだぞ」
ありがたい上司からの言葉。全然染みてこないですね。
上司からのありがたいお言葉。
業務に関係ない、精神論のお言葉については、
まったく聞く必要ないですね。
何故なら、ありがたいお言葉を言ってくれる上司が実行できていないからです。
尊敬できる上司ならそれでも話しを聞こうと思えるかもしれませんが、
ブラック企業で働く上司から学ぶことなぞ何もありません。
そんな環境で働いていても成長なんて無いですよ。
ということで、今回おススメの本はサラリーマンを辞めてフリーランスで幸せな毎日を過ごされている(?)やまもとりゅうけんさんの本になります。
なかなかに面白い本だったので、紹介させていただきますね。
おススメする本
今回おススメする本はこちら
「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」やまもとりゅうけん 著
あられちゃんも気になるくらい、なかなかに尖ったタイトル。
でも、ブラック企業で疲弊している方には魅力的ですよね。
いや、ブラック企業を転職した私にも魅力的なタイトルです。
ブラック企業で長年働いて、転職してワークライフバランスの取れた会社で働くようになりましたが、そもそもサラリーマンとしての働き方に疑問を感じているのも事実です。
多分、その辺の深層心理が働いてこの本に手が伸びたんだろうなと思いますね。
サラリーマンは割に合わない
サラリーマンの働き方は割に合わない。
ちょっと待て、家のローンを組もうとした時にサラリーマンでないと、ローンが組めないと聞いたぞ?
そんな疑問を持ちながら読み進めていくと、サラリーマンとして得られる福利厚生が年々少なくなっているという事実を突き上げられる。
また、サラリーマンとして働いているせいで仕事で使う色々なアイテムが経費として処理することが出来ない。
などなど、確かに言われてみれば確かにその通り。
ちなみにやまもとりゅうけんさんは本の中でこのように発言されています。
世の中の大多数のサラリーマンは、さまざまな理不尽を飲み込んで「サラリーマン」として頑張っているのに、「サラリーマン」としてのメリットを享受できていない。
「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」やまもとりゅうけん 著 P.22
これ、凄い良くわかりますね。
ブラック企業の時はまさに、この通りでした。
上司からの理不尽な発言に耐えて耐えて、耐えることが仕事のような部分もありました。
自分を殺してまで得る給料、稼ぐって大変ですね。
フリーランスの魅力
フリーランスの魅力について本書では、サラリーマンのデメリットが逆転すると描かれています。
とはいえ、なかなか今の給料を捨てて、明日からフリーランスになろう。
と、決断できるモノじゃないですよね。
しかし、やまもとりゅうけんさんはサラリーマンとして普通に仕事が出来ているのであれば、フリーランスで仕事をすることは容易いとお話しされています。
それは、技術的な部分からサラリーマンとして長年働いた方であれば誰でもが持ち合わせる、社会人としてのマナー、コミュニケーション能力が活きてくるからだそうです。
また、収入についてもこのような発言が・
サラリーマン時代と働き方がまったく変わらないのに、同僚の「超下層サラリーマン」に本来もらうべき給与が吸い取られることが無い分、収入は跳ね上がる。
「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」やまもとりゅうけん 著 P.64
こちらは、中堅サラリーマンが会社の利益を上げ、仕事のできない同僚の面倒を見ているのが一般的な企業。
その面倒を見る仕事のできない同僚がフリーランスになるといなくなるので、収入がその分増えるというお話しだそうです。
自分がよっぽど仕事ができるとはなかなか言えませんが、自身があれば行けそうな気がしてきますね。
結論:副業の考え方にも使える
サラリーマンとフリーランス。
どちらがいいという結論は出しにくいですが、本書からそれぞれの違いを書き出すと
【サラリーマン】
- 仕事で使う物も経費として認められず、節税メリットが無い。
- 中堅サラリーマンが仕事のできない下層サラリーマンを支える構造。
- 利害関係者が多いためその分、責任も増える。
【フリーランス】
- 仕事で使う物は経費として認めらるため、節税が可能。
- 仕事のできない下層サラリーマンから切り離されるため収入が増える。
- 利害関係者を選ぶことが出来るのでストレスが少ない。
とはいえ、サラリーマンの最大のメリットは固定した収入を得ることが出来る。
ここは、両者の良いとこ取りとして、サラリーマンをしながら副業で経費が使えるようになる。
現時点での私の目標はそこに落ち着くのかなと思います。
最後に
「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」面白いですよね。
通勤中は読書の時間にもなっているのですが、こちらの本、結構な回数読んでます。
では、明日からフリーランスになろうと、決断はできないですよね。
決断できない自分がダメなのかもしれませんが・・・
ただ、ブラック企業で長年働いていると思考が枠に捕らえられてしまうのも事実。
新しい発想、チャレンジしようとする野心。
色々なモノがブラック企業で働くことで削げ落ちてしまいます。
そんな心の枷を外すためにも色々な方の本を読むことは大事ですね。
また、今回の本のようにフリーランスにはなれないけれども、考え方としては副業に仕える。
そして、副業が安定してきたら会社を辞めて、そこで初めてフリーランスになる。
そんな選択肢、生き方も良いのではないかなと思います。
面白い本なので、ご興味持たれた方はぜひ読んでみてくださいね。
では、また☆
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