長時間労働は退職理由を自己都合から会社都合に。必要な準備について

ブラック企業でお悩みの皆さま、おはよごうざいます。

新卒でブラック企業に入社してしまい、以降15年間ブラックな環境で働いた
いわば、ブラック企業で働くことのプロの私でございます。

今回は【あなた】が退職する際の【退職理由】についてお得になるお話しになります。

なんだ貴様!!こんなこともできないのか…

お前の手が遅いから残業になっているんだ。だからもちろん今日の残業はサービス残業だからな。

くそ、なんだこの毎日は…

こんなパワハラ会社辞めてやる!!

辞めるだと!?お前みたいなやつが働ける会社なんてあると思うなよ。

あと、辞めるなら「自己都合退職」だからな!!

サービス残業ばかりなのに、辞めたら「自己都合退職」 にされてしまいました。

「サービス残業ばかりのこの会社、辞めてやる!!」
そんな風に考える方も多いと思います。
今回は残業ばかりの会社で働いている【あなた】へ朗報です。

残業の多い、長時間労働の職場環境のあなたは退職理由を自己都合から会社都合に変更することができます。

今回は退職後の失業手当の保障が最大化となる退職理由の変更についてお話しさせていただきます。

この記事で解決できること

退職後に貰いたい失業手当。長時間労働で疲弊しているあなたは失業手当を最大化するための手段を手に入れていることをご紹介させていただきます。

私はブラック企業で新卒で入社し15年働いたプロ社畜です。当時は明らかに洗脳されていた状態でしたが、現在はその呪縛から抜け出しワークライフバランスの整った、ちゃんとした会社で働くことが出来ています。過去の私のようにブラック企業で人生を狂わされる人が少しでも減ることを願い本記事を作成させていただいております。

本記事を読むことで【あなた】と【あなたの大事な方】が無事ブラック企業からの呪縛に打ち勝てるよう情報を発信していきます。

退職理由と待遇について

会社を辞めると退職理由自己都合会社都合かの二種類に分けられます。
どれだけ会社の労働環境が悪くてもブラック企業がちょっとやそっとで会社都合での退職を容認することはありません。
でも大丈夫。見てくれる人は見てくれています。
このブログを見ることで新たな門出を少し有利になるようになれるお手伝いできればと思います。

失業手当の貰える期間の違いについて

退職理由が違うだけで待遇が変わるの?

退職理由が自己都合と会社都合で何が違うの?
気になるところですね。
こちらについて、退職理由の違いで失業手当の保障が変わってきます。
※失業手当、正式には雇用保険の基本手当という名称です。
自己都合の場合

倒産解雇等以外の事由による離職者(就職困難者を除く)図表

参考 厚生労働省 ハローワークインターネットサービス 参照 

会社都合の場合

倒産・解雇等による離職者(就職困難者を除く)図表
参考 厚生労働省 ハローワークインターネットサービス 参照 

と失業手当がもらえる期間が変わってきます。
また、自己都合の場合は給付開始時期が待期期間後の二か月後からもらえるようになりますが会社都合の場合は待期期間後すぐにもらえるようになります

待期期間は申請後7日間であり、こちらはどのような場合でも必ず発生します。

退職理由の違いは失業手当の保障期間の違いだと思ってください。


どうでしょうか。
ご自身の状況と照らし合わせてもらえればと思いますが、自己都合と会社都合で倍近く違う場合ありますよね。
ブラック企業ですり減らして、会社を辞めてもこんなケチをつけられる。
納得できないですよね。私はできませんでした(´Д⊂ヽ

自己都合を会社都合に変えるには

会社がブラック企業なのに、辞めた後もこんなにケチつけられるなんて。

大丈夫ですよ。本当にブラック企業であったならば辞めた後でも何とかできます。

退職理由については会社を辞めると、在職していた会社から事業所管轄安定所へ失業理由が報告されます。

この際に退職理由自己都合として処理されていると思います。

なんだと!!あんなに理不尽な仕打ちを受けたのに…それでも自己都合だというのか!!

これを変えることはできません!!
でも、大丈夫。ここからが本番ですよ。
ハローワークにて初回の手続きをする際に必ず離職理由が間違いがないかを確認されます
退職理由を自己都合から会社都合に変えることはできませんが、会社都合と同等の保障を受けることができるようになります。
それが【特定理由離職者】になります。
離職理由には間違いはないが、就労環境が劣悪、不利益を被るような形での退職であったことを真実を説明してください

ハローワークでブラック企業であったことを証明できれば特定理由離職者として会社都合と同等の保障を受け取ることができますよ。

特定理由離職者になるには証拠が必要になります。
準備の方法などはこちらのブログをご参考にしてください。

ブラック企業で当たり前の長時間労働はこれにあたります
正確には「退職直前3ヶ月間の残業時間が毎月45時間を超えていた」ことを証明することができればこちらに該当します。
ここで初めてブラック企業で良かったなと思うところですね(笑)

辞める前にするべき大事なこと

お前みたいな愚図を雇ってやっているだけありがたいと思え!!

ちくしょー!!こんなブラック企業、辞めてやる。

常にモラハラ、パワハラ、そして過酷な労働環境。
そんな会社で働いているアナタはすぐにでも辞めた方が良いと思います。
何故ならアナタの健康、そして人生以上に大事なモノなど無いのだから。

ただし、少しでも余裕があるのであれば退職前に準備をして最高の結果を出してみませんか?
ブラック企業からの最高の脱出方法をロードマップにしておりますので是非ご参考にしてください。

一緒に明るい未来を目指しましょう

ブラック企業を辞めてもブラック企業のせいで頭を悩まさせられる。
こんな理不尽なことはありませんね。
私もブラック企業を辞めて失業手当をもらう際には自己都合だが長時間労働であったことを相談しました。
ハローワークの方も親身になって相談をうけてくれ、結果会社都合と同等の保障に変えてもらうことができました
ブラック企業で働いていると精神が疲弊し他人を信用することなんてなくなってくることもあると思います。

でも大丈夫。しっかりと回りを見渡してみてください。
あなたが思っている以上にこの国は保障もしっかりとしており、正直に生きてきたあなたを救う手立てが確立されています。
そして、あなたが思っている以上に社会は優しさで出来ています。
たまには誰かに頼っても良いですよ。

たまには甘えても良いんだよ。

一人で悩まずに、少しでも良いので一歩進んで今の環境を変えてみませんか。
今回のブログが誰かのお役に立てていれば幸いです。

では、また。

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